ひなた食堂 その6(節分編)

多機能ホーム日向、シニアホーム日向のスタッフ手作り料理!節分編は、スタッフの様々な思考を巡らせた結果「いなり」と「暖か素麺」です。

今回は少し長文になりますがお付き合いください。

節分は、季節の節目である「立春・立夏・立秋・立冬」の年4回あったそうですが、旧暦では春から新しい年が始まったため、立春の前日の節分は大晦日に相当する大事な日だそうです。そこで、立春前日の節分が重要視され、節分と言えばこの日!となったそうです。

節分と言えば豆まき・鬼退治ですが、これは「追儺(ついな))」と呼ばれる大晦日(旧暦)に行われていた宮中行事がもとになっているそうです。もとは、農民の豊作を願う気持ちを反映し、畑に豆をまく仕草を表していたらしく、立春前日の節分に行われるようになり、邪気払い行事として定着したそうです。

豆まきに使用する豆は、炒り豆がいいそうです。スーパーなどで売っている炒り豆を使うと簡単に豆まきができますね。また、豆まきは夜になってから行います。家の戸を開けて「鬼は外!福は内!」と大きな声で唱えながら家の外と内に豆をまき、豆をまいたら鬼が入ってこないようにすぐに戸を閉めます。※今年もマスクを着用して「鬼は外!福は内!」を唱えましょう。

節分に食べる恵方巻、縁起良く七福神にちなんで7種類の具を入れた太巻き寿司で、その年の縁起の良い方角で年神様がいる方角を向いて一気に食べると、願いが叶い、無病息災や商売繁盛をもたらすとされています。※今年は「北北西」です。

福茶は「おめでたい」の梅、「喜ぶ」の昆布、「まめまめしく」の豆が揃った縁起物で、豆は3粒だけ入れます。節分の豆を年の数だけ食べれなかったとしても、福茶がその代わりになります。☝確かに、多機能ホーム日向やシニアホーム日向の利用者様は60代~90代までいるので年の数だけ豆を食べるのは大変です。

いわし料理は鬼(災い)が入ってこないようにするおまじないとして柊に焼いたいわしの頭を刺して飾る「焼嗅(やいかがし)」があります。これにちなんで、いわし料理を食べる風習もあるそうです。

最期までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

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