「よい結果をもたらすウソは、不幸をもたらす真実よりもよい」ということわざがあるのをご存知でしょうか。
これはペルシアのことわざだそうですが、薬の世界でも同様のことがいえます。
例えば新薬の臨床実験などで、その病気に効果のない偽薬を服用したとしても、効果があると信じている人は実際に病状がよくなることが実証されています。これは良くなるはずという「暗示」や「期待」が関係しているそうです。これをプラセボ効果といいます。
また逆に「この薬は効かないのではないか」と思いながら飲むと、効果のある薬でも効果を感じにくくなったり、副作用が出やすくなることもあるようです。これをノシーボ効果といいます。
病は気からという言葉があるように思考と身体は思っている以上に結びついているようです。
今日はエイプリルフールです。
人を傷つけるウソはダメですが、自分や他人を元気にしたり、幸せにするウソはついてもいいのでは?
訪問看護ステーション日向
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